'12 11月の現状

前回アナログにハマッていると書いてから、一年以上が経ってしまったけど、まだ続いているどころか、今は毎月の枚数を制限するのに大変ってとこかな。

小遣いは毎月きまっているので、その中でいかに欲しいものを選んでいくかが毎月のテーマになっている。
ってか、もう欲しいものはあらかた揃えたはずなのに、毎月毎月こうもソフトっていうのは際限なく出てくるもんだなぁと。

ってソフトには飽き足らずハードにも手を出そうとしているからタチが悪い。
さすがにこれは小遣いの範囲ではまかなえないので、嫁にそれとなく聞いてみたら、『今のウチにそんな余裕があるのか』ということで、もうちょっと何かうまいこと考えないとハード面の充実はまだまだ先になりそうな感じだ。

 come back to the physical world


最近、アナログブームが再燃してる。
アナログじゃないと聴く気がしない。
あの重量感というか、ここから音が出てるっていう視覚的なものが存在しないと
音楽を聴いてる気がしないんだな。


引っ越しの時、なんでこんなジャマなもの買ったんだろう。
と、ずっと段ボールの中に入れっぱなしだったのが、
去年にたまたまモールでアナログ専用の木箱を買ったところから始まったのか、
今度は無印で飾り棚を買い、ま、それでもそこまではただの装飾品として
満足するにとどまっていた。


で、この夏のサマーセールでベルセバやらK.C.accidentalの再発だとかを
これも最初は完全に装飾品として買ったんだけど、そこからアナログ熱に
火がついたみたいで、今では名盤を買い集める日々を送っている*1
スーパーカーのアナログボックスを売ってしまったことをちょっと後悔してる。


この前義妹が、「もうCDとか買う気しないんだよね」って話をしてて、
そうか、今の人たちは3000円も出してCDなんか買わないんだよなと。
着うたで十分なんだよなと。
レンタルしてiTunesに落として、それで十分なんだよなと。
そら軒並みショップが潰れたりコーナーが縮小されたりするよなと。
かくいう自分も音楽なんてほとんどiPhoneでしか聴いてなかったけど、
ここに来て完全に時代に逆行した音楽の聴き方をしてる。


昔、なにかのインタビューで向井が音楽はこれから二極分化が進むって
言ってたけど、フォーマットに関してもそうなんだろうなと。
今年自分内大ヒットの pains や yuck なんかは最初から7インチ切りまくってるし、
アルバム自体A面とB面を意識した曲構成になってる。


アナログはなくならないだろうな。
これが今アナログばっか聴いてて思う感想。
いや、これからむしろ増えてくんじゃないだろうか、とさえ思えてくる。
最近に発売されたアナログには必ずと言っていいほどMP3のダウンロードクーポンが
ついてくる。
これからは、家ではアナログを聴き、外出先ではそのダウンロードした音源を聴く
っていうスタイルが増えてくんじゃないだろうか。
って、自分がそうなるんだろうなってだけだけど。


CDの衰退は止められないだろうな。
もはやCD音源なんて必要とされてないんだろう。
着うたの音質で十分なんだから。


アナログの重要性ってのは、音楽聴くのに手間がかかるってことにあると思う。
簡単には聴けたり飛ばせたり、エディットできないっていうあの面倒くささに。
だからアルバム単位でじっくりと聴くことができるっていうか、聴く大義
できるっていうか。強制って言っちゃってもいいかも。現代ではね。
今まではiTunesに入れていなかった曲もじっくり聴くとまた違って聴こえるから不思議だ。


ジャケットからスリーブを出し、スリーブからレコードを出し、ターンテーブル
レコードを置いて、その上に針を落とす。
ターンテーブルの上で回るレコードを見つめながら、あのデカいジャケットを
見つめながら、その音楽のために過ごす時間。
アナログで音楽を聴くってそういうことなんだよね。聴覚だけじゃないんだ。


実体のないただのデータとして扱われる今の音楽。
聴きたい曲だけを聴きたい時に瞬時に買えて、聴けるっていう超便利な時代に
あえてその逆の聴き方をするのは、音楽を聴くためにかかる手間や、手に持ってわかる重量感や、
壮麗なジャケが、その音楽に付加価値を与えてくれるからに他ならないからなんだよな。
そう、正に come back to the physical world なんだよ。

*1:CD持ってるのに

 9か月


・他の家の子はみんなプクプクしてるように見える。


・「9か月にしてはしっかりしてるねぇ」とよく言われる。


・「パパ似ね」よく言われる。


・この前いきなりバンザイして立ち上がった。


・そろそろ支えなしで立つのか?


・赤ちゃんせんべいを自分の手で口に持っていけるようになった。


・ボーロはまだうまく掴めない。


・イヤなこと・ものはイヤ。ハッキリしている。


・気がつくと、gorillaz の demon days を引っ張り出している。


・このままだと「G」が危ない。


・パソコンやってると必ずキーボード打ちに来る。

 snoozer最終号


仕事が忙しすぎて、やっとこさ立ち読みできる時間ができて
本屋に行ったらもう置いてないし・・・。
HMVにもなかったのであきらめる。
あー、最後だというのに表紙にもお目にかかれなかったか・・・。

 chara / タイムマシーン

Caramel Milk 〜THE BEST OF CHARA〜

Caramel Milk 〜THE BEST OF CHARA〜

Swallowtail Butterfly、やさしい気持ち、タイムマシーン。
この時のcharaが大好き。

 amanda rogers / no surprises

Something Borrowed Something Blue

Something Borrowed Something Blue

17の時OK COMPUTERを毎日のように聴いていたけど、
今更平常心で聴くことなんてできないと思うし、聴こうとも思わない。
でも、時々Let Downとか今聴いたらどうなのかな? とかはあるけど。
自分から聴こうとすることはないんだろうな。


ってなわけで、本家じゃなくてカバーならOKということで。
ピアノとうただけのシンプルなカバーだけど、やっぱり良い。
この曲も聴き続けることでしょう。


あ、でもHigh and Dryとかは普通に聴いたりするな。
やっぱOK COMPUTERっていうアルバムが特別過ぎたんだろうな。

 ego-wrappin' / アカイヌクモリ

His choice of shoes is ill!

His choice of shoes is ill!

最近はインディーロック熱も一時鎮火して、落ち着ける曲ばかり聴いてる。
部屋でも、車の中でも。
たぶんこの気候のせいだろうなー。
はっきりしない天気ばっかだから。
こういう曲を聴いて、センチメンタルに浸ることが多くなってしまってる。
通勤途中とかだと、超やる気失せるけど。
そんなわけで、しばらくこのモードが続くんだろうと思う。


で、表題曲だけども。
エゴラッピンはやっぱりこの時期がいちばん好きだな。
SWINGING JOY とこのアルバムの、何か特別な感触は今でも十分作用する。
この後のメジャー作品では、洗練されて何かツルっとしてしまってて。
引っかかりどころが少ないんだよな。
非常にわかりづらい感覚ではあるけども。


とにかく、昼下がりに部屋で流すには最適な音楽。
こういう音は、またこうして時々引っ張り出しては聴き続けていくんだと思う。