weezer / pinkerton

Pinkerton

Pinkerton

久々にこのアルバムを聴いて改めてわかった。
リヴァースの心の叫びとも言うべき深く切ないメロディーに乗っかって響いてくる
この幾重にも折り重なる音圧のカオスは、彼のこんがらがった感情そのものであって。
そして、そのカオスこそが僕の心を揺さぶる根源だと。
やっぱり僕はギターロックが大好きなんだ。
tired of sex の一発目の破裂音。
across the sea の畳み掛けるコーラスの嵐。
the good life の日常を駆け巡る青い空。
pink triangle が描く街中の喧騒。
最後の butterfly で囁かれる “ i'm sorry ” の悲痛なリフレイン。
“ i'm sorry ” なんて言葉で終わるアルバムなんてこれまであっただろうか?