写真だと

nagaura4



非常に伝わりにくいんだけど、ここって実はすごくデカい。
ひとりでこの場所に立つと、そのデカさに圧倒される。
そう、圧倒されるってことばがいちばんしっくり来る。
長浦は次回でラストです。
ここのメインって実は脇にある6つの部屋*1なんだけど、
その部屋を写した写真は一枚もありません。なぜなら


ビビったから


はい、ビビりました。正直ビビりました。完全なるヘタレです。
ビビり過ぎて部屋の中に足を踏み入れることができませんでした。
部屋の中央にはタンクが置いてあった基が残ってるんだけど*2
それを写すには部屋の前からでは近すぎて、自分的レイアウトに収めるには
反対側の部屋の奥まで下がらなければならず・・・。
ヘタレの僕にはあいにくそんな勇気は持ち合わせていませんでした。
その理由として、まずこんな怖いことが前の夜にありました。
以下、本家にアップしたテキストの抜粋




18:30 夕食。まだ早いので人もまばらだ。
旅行にきてまでテレビを見るのはあまり好きではないんだが、
アタックNo.1が以外におもしろく、続く報道ステーションも見てしまって
11:00頃就寝。そして夜。


病院。
僕は患者か?
カルテだ。


「夜に別の人格で行動する可能性アリ」


!!!


リアルに別の人格が入ってくる。
それを予期していた自分も特に抵抗することなく、
ものすごくリアルに受け入れているのを感じた。


そして別の人格に変わったところで目が覚めた。
ものすごくリアルな夢だった。
浴衣は汗でびっしょりだった。
時間を見ると、ちょうど草木も眠る丑三つ時。
ここからいろんな妄想が始まって、怖くなって全然眠れなくなった。
やけに広い部屋が、それを更に増長させた。
こんな夢、みたことない。
何かを暗示してるのか?
それとも・・・。
早く朝になって欲しいのに。
物音がするたびに体が縮み上がった。


ふと気がつくと外は明るくなっていた。
この旅で初めて早く家に帰りたいと思った。
自分の部屋に帰りたいと思った。



そんなわけで、貯蔵庫があったこの部屋からは何か怨念のようなものを感じたり、
中に入ったら引きずり込まれてしまうんじゃないかと訳のわからん妄想が始まったり。
何か中に入ったらもう出てこれないような気がして・・・。
薄暗い早朝の雨の中というロケーションも手伝ってか、回りにはホントに誰もいないし*3
日が出てないから、この部屋の中がホントに暗くて・・・。
いや、ひとりでこんなとこいたら普通に怖いよ。
それに、ここに毒ガスの本元が置いてあったんだよ?
しかも、この基と部屋の大きさから予想するにすんごいデカいタンクだったんだよ、きっと。
それ思っただけで、足が竦んだよ。

*1:ここが所謂貯蔵庫

*2:ここに行ったら普通それ写してくるだろってやつ

*3:普段は目の前で工事がやってるみたいなので、そのおかげで中に入ることができたんだけどね