pastels / illumination

Illumination

Illumination

最近のヘビーローテーション
こういう音楽は残るよ。


へろへろでゆるゆるでだるだるなんだけど、
ふわふわで夢心地な究極のポップサウンド
ティーブンの歌とも呟きともわからないような、
でもどこか憎めないヨレたボーカルの隙間隙間に入ってくる
カトリーナとアギのこれまたヨレたボーカルが
最高のバランスを保ってこの夢心地世界を形成している。
この3人のバランスが最高に好きだったので、アギの抜けてしまった
今のパステルズというのは少々寂しいものがある。


夢心地とはいってもここにあるのは決して夢の世界ではない。
ここにあるのは紛れもない現実の世界。
その中にある歪みや捩れに垣間見える一瞬のまどろみのような。
現実の中にいる夢心地の世界。
すごく不思議だけど、すごく心地いい。
それは3人が込めた音楽への愛情に他ならないんじゃないかと思う。
このヘンテコな世界はいつでも側に転がっていて。
時々確かめるように、また覗いてみるんだ。