silent poets / “to come...” remix volume 01

TO COME...REMIX VOLUME01

TO COME...REMIX VOLUME01

“to come...” の再発盤はたった1曲の未発表曲のために買うのもアレだなぁと
直前になってキャンセルし、そのお金で持ってなかったこっちを買うことにした。
下田自身がプロデュースしたリミックス第1弾。
ちなみに第2弾はポエツの海外ライセンス元であるイエロー・プロダクションのボスで
“sun”の共同プロデューサーであるアラン・ホーのプロデュースで、レーベルカラーが
色濃く出た、これまでのポエツにはない新たなる一面を見せてくれるアルバム。
こっちは下田プロデュースだけあって、見事なまでの統一感。
リミックスアルバムというよりは、完全にこれも “to come ...” のアザーサイド盤。
12のアーティストと一緒に新たな “to come...” を作っている感じ。
ホントこの世界は広大で、果てがない。
どんなリミックスでも “to come...” の世界のどこかで鳴っているように感じるから不思議だ。
nova nova がギター一本で作り出す抒情詩のような夕暮れとか。
wunder こと wechsel garland のエレクトロが作り出す雨上がりのよく晴れた日曜の朝とか。
mark stewart が奏でるこの奇跡のような牧歌的なメロディーとか!!!*1
この世界にはホントにいろいろなものが詰まってる。
廃盤にするにはもったいな過ぎる。

*1:一瞬耳を疑う。原曲にはこんなメロディーは存在しないし、マーク自身からこのメロディーが出てきたのかと思うと、逆の意味で衝撃