ハナレグミ@小金井公園 当日
前日にはみんな電車で行くことになってたんだけど、
8時過ぎに電話がかかってきて車に変更。
で、9時半には小金井公園に到着。
しかし、まだ駐車場はガラガラ。
会場もほとんど人はおらず、*1 *2ひとまず松屋のドライブスルー*3で腹ごしらえ。
まだそんなに雨は降ってなかったので、持ってきたレジャーシートで陣地を作り、
後から来た電車組みと合流して後ろの方でサッカー。
やってる途中でようやく別の場所に並んでた人たちが前方ブロックの中に入っていったけど、
あれ並んでた意味ないじゃん。
並んでた人が入り終わっても全然スカスカだったし。
12時になってライブが始まったところでサッカーを終了し、陣地へ移動。
ライブが始まった途端に雨が結構強まってきたのでポンチョを装備。
まさかフジ以外であの蛍光黄色ポンチョを使うことになろうとは・・・・。
サッカーをやってる間に人が結構集まってきてたようで、
感じとしては'98の豊洲フジとか'02のライジングサンみたい。
出演者のリストには載ってなかったけど、期待通り原田郁子も参加。
てっきり原田郁子がうたうナイトクルージングとか聴けるのかと思ってたら、
今回は完全にコーラスのみの参加で、目立つことはほとんどなかった。
んー、この辺に関してはちょっと残念。
第1部は “さよならcolor” で締めくくり、しばしの休憩タイム。
あ、そういえばオリジナルラブのプライマルって中学の時大っ嫌いだったんだけど、
この日永積がうたったプライマルはとてもいい曲に聴こえたな。
昼は屋台で − とか思ってたけど、この雨の中どっかで立ち食いってのは
フジと変わらないので、近くのお店でゆっくり食べることに。
最初はWに行ったんだけど、30分待ちとかいうので隣のTへ。
1階が満席だったので、2階の座敷に通されたまではよかったけど、
それからが・・・・というか、Wを諦めてこの店を選んだのがそもそもの間違いだったんだろう。
まず始めに、メニューを持ってくるのに10分ぐらいかかったところでもう店を出るべきだった。
そうすれば “家族の風景” を聴き逃すなんてことにはならなかっただろうし、
1時間以上も延々と「ありそうなホテルの名前」をみんなで言ってくなんてこともやらなかっただろう。
・・・・・・他にいた2組のうち1組がもう食べ終わろうかと思うぐらいにやっとこさオーダーを取りに来た。
そこから待つこと1時間弱・・・・・。
その間にも延々と続けられる「ありそうなホテルの名前」ゲーム。
午後から来る予定の電車組みからの電話でもう第2部が始まっていることを知る。
んで時間は4時に近くなろうとしてる頃にやっとこさ食事が出てきた。
飲食店でこんだけ待たされたのは初めてだ。
しかも伝票を持ってきた店員は
「どうもお待たせしました。フフッ」
とか笑ってるし!、食事を持ってきた店員は
「はい、じゃ召し上がって下さーい」
ってお前に言われなくても食べるわ!! だし、
こんだけ待たせといて何もなし*4 で、しかも今どき外税!!
なんつー店だ。
この事件以来僕らはこんな風に無駄に時間を過ごさなければならないことを
あの店に畏敬の念を込めてTと呼ぶことにした。
あげてこーぜっ。
会場に戻れたのは4時過ぎ。
本編は2曲で終了し、アンコールが2曲。で終わり。
・・・・・・Tめ。
会場は予想以上に人で埋まっていて、小金井公園が完全にフェス会場と化していることにちょっと感動。
そして
思い出す 小金井公園の夜 ひとりぼっちじゃなかった夜
スパゲッティー のびのび*5 のうたの途中で上を向いて歩こうを
こんな風に歌詞を変えてうたった永積に、またしても感動。
なんだか感慨深いライブだった。
帰り、30分で1mしか進まない苛立ちを・・・・。
いや、ただ単純にそれだけのことで苛立ってるわけじゃない。
この社会の、この国という目に見えない歪んだ構造社会に対するそれを・・・・・
僕らはものの見事にぶった切ってやった。
一世一代の出来事だった。
やった。
この日いちばんの大歓声。
みんなのこころがひとつになった気がした。
まるで学生時代に戻って、みんなでひとつのものを作り上げるような、あの感覚。
3年の時、5人で作ったハコは斬新だったなぁ。
初日が終わった後にそのままクラブスヌーザーに行って。
ゲストは mansun だった。
懐かしいなぁ。
そんなことを思い出しながら、とても清々しい気分でぼくらは会場をあとした。