deep blue

小さい頃、家に大きなさかなの図鑑があった。
さかなというよりは海の生き物図鑑だったような気がするけど。
その図鑑の真ん中辺りに、2ページに渡って
見開きで深海魚が載ってるページがあった。
深海という雰囲気を出すためか、
そのページだけバックは一面漆黒の闇が広がり、
その中を泳いでいる何匹もの得体の知れない
グロテスクな生物の絵がそこには描かれていた。
冒頭から普通におさかなさん的なページが続くこの図鑑に突如現れるこの不気味なページは
幼な心の僕を震撼させるには十分な内容だったように思う。
それ以来、僕の中で海＝恐怖ということが完全にインプットされてしまったんだろう。
僕が未だに海の中の映像にちょっとした恐怖感を覚えるのも、
このことが直接の原因になっているように思えてならない。
そんなことをふと思った。

ところでこの映画スロー多すぎ。
もっと普通でいいのに。
Amazonギフト券欲しい！