royksopp / the understanding 

The Understanding

The Understanding


どこか別の惑星の空の下で鳴り響いてるような。
一音一音が凍てついた冷気が覆い尽くす北の大地から放たれた小さな粒子となってこの世界に降り注いでくるよう。
砂で覆われた大地と、分厚い大気に包まれた、薄暗くて寒々しい世界。
そこから見つめる朝日とも夕日ともわからないような白夜に浮かぶ霞みかかったひかり。
どこからどこまでがひかりなのか、どこからどこまでがひかりじゃないのか。
境界線の見えないひどく曖昧な存在。
延々と見つめるその先にある影は、自分自身なのかもしれない。


今回のフジでのroyksoppの時間帯はかなりいいと思う。
ゴンチチも捨てがたいが、自分的にはもっと早い時間にやって欲しかったかな。
しかもこの時間帯は特にこれといった目玉がないから以外に人多そうだし。
こんなアルバムを出されたからにはやっぱroyksopp見なきゃならんでしょ。
別に大傑作というわけでもないけど、アルバムとしてすごく好き。