sleater-kinney / dig me out

Dig Me Out

Dig Me Out

古きよき時代と言えば1997年だ。
いや、ちょっと断定するのはアレだけど、今日はこの年に焦点を当てる。
'97と言えば、フジロックが始まった年だ。
嵐の中で死にそうになりながら一夜を過ごした年だ。
そして、スーパーカーがデビューした。
中村一義が金字塔を出した。
主題歌をうたった。
レディオヘッドがOKコンピューターを出した。
スヌーザーを読み始めた。
パソコンを買ってネットをやり始めた。
be@tukを毎週ビデオに録って見た。
オアシスを武道館まで見に行った。
ブリットポップが終わっていくのを肌で感じながらいたのは正直悲しいものがあったけど、
これから始まる感、開戦前夜の空気を新たに感じならがワクワクしていた自分がいたのは
すごくよく覚えている。


この頃は、まだ奔放に音楽が鳴らされていた時代だったと思う。
すごく幸せに、何も考えずに音楽を聴けた。
そんな音楽が鳴っていたような気がする。
でも、今の時代はどうなんだろう? 自分はどうなんだろう?
飽和しきったこの時代に望む音楽って何なんだろう?
時々思う。


下手な小細工なんていらない。
純粋でストレートな音楽が聴きたいな。