condor 44 / 00203

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昨日、ふと思い出して、あのバンドはどうしてるんだろうかと。何で思い出したのかはわからない。あの頃のことなんて、ほとんど記憶に残ってないのに。で、調べてみたらまだ活動はしてるらしく。そういや、ミニアルバムまだ買ってなかったなー。あれ、いまいちだったからなー。何て思い出して。久しぶりにアルバムでも聴いてみるかと。昔は結構聴いた記憶があったんだけどな。ipodにはぶちこんでなかったけど、以外に近くに置いてあったんで、すぐに聴くことは出来た。んだが、今聴いてみると、あの頃の時代を象徴するかのように、さえなかった。とても、さえなかった。薄っぺらい希望と言う名ばかりの幻想を、ただこじんまりとした現実に置き換えて、いや、置き換えることも出来ずに、夢という偽りの現実に摩り替えているだけのような。それをただ、曝け出しているだけのような。自分的に期待してたバンドだったし、ライブも見に行ったことがあるし、でも今こうやってちゃんと聴き返してみると、やっぱ彼らもあの界隈にいる住人の一部に過ぎなかったんだなと。あれ以上でも、あれ以下でもなかった。所詮シモキタあたりでもてはやされてるバンドなんてこんなもんだ。